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昨日は、千葉県交流試合に参加してきました。
クラスは、40歳以上-75kgの部。
今年で3回目の参加だが、今回は見事「準優勝」と言う結果を残せた。
過去2回は、初参加が2回戦敗退、昨年は1回戦敗退。
その他でも2月の支部内交流試合でも1回戦負けと・・・勝つことに縁がなかった。
今回も、とにかく1勝!!3位入賞など出来たら夢のようと思ってたのが、気が付くと決勝の舞台にいるもんだから、快挙過ぎて自分も戸惑ってしまいます。
でも、反面ここまで来たからには優勝してみたかったという思いもあり、負けたときにはかなり悔しかった。
延長戦っての判定負けだけに、今でも思うと悔しい気持ちです。

試合を振り返ってみる。
<1回戦>
とてもとても大事な初戦、自分はこの初戦を突破するために頑張ってきたと言っても過言ではない。
正直、緊張のあまり1回戦は自分が何をしたのかほとんど覚えてなく、いつの間にか終わってた感じ。
がむしゃらにパンチ・蹴りを出し続けてた気がする。
だだ、試合開始時は相手の動きが分からなかったからとりあえず前蹴りで間合いを取って動きを見てみようと考えてたのは覚えてる。
でもそれも束の間、気がついたらひたすらパンチ蹴りで、あっという間に終わり4-0で勝利。
あとで回りから聞いたら、ちゃんと動けてたよ とか 右の下段が良かったよ とか言っていただいた。

<2回戦>
相手は初戦、1回戦戦ってる自分の方が気持ち的に有利だと思って臨む。スタミナも問題なし。
この試合に向けて心がけてたことを思い出す、うまくやろうとするな、ガンガン攻めてぶっ倒せだ。
試合開始と同時にパンチから蹴りへとつなぎ、回り込んでまたパンチから下段。
蹴りも内・外と意識し打ち分ける。下段に手ごたえを感じる。
適度な間合いをとりながらまた一気に攻め込む。
これは、自分でも勝利を確信した。結果はこれも4-0。
これは落ち着いてできたせいか、スタミナもまだまだ余裕あり。

ここで、当初の目標だった1回戦突破、入賞が達成する。
こっから先は記録に挑戦の感覚。
自分ってどこまで闘えるのだろう、試してみたい みたいな気持ちで3回戦に臨む。

<3回戦>
準決勝。
相手は・・・知ってる人。知り合いではない。
今年5月の千葉県空手道選手権大会に出てた選手だ。
なぜ覚えてるか、壮年なのに県大会に出るなんてすごいなぁと思って注目してたからだ。
結果は1回戦敗退だったが、ほぼ互角に闘ってたと記憶する。
さすがに準決勝ともなると、交流試合とはいえそれなりの選手が出てくるなぁと。
ここで、相手は格上の選手だがひるまず気持ちを奮い立たせる。今回の試合に向けての課題、勝つことへの執念の見せ所だ。
相手の1回戦を見てたので、動きは大体分かる。が特段の戦術はない、ぶっ倒すだけだ。
試合開始、予想通り動いて攻撃そしてまた動く、ヒットアンドムーブがなかなか上手い。
でも、3回戦ともなれば相手の動きが良く見える。
相手の動きに合わせてパンチ・蹴りを入れまくる。
ところが、相手は体の割りにはやたらタフで打っても打っても下がらず上手く回り込まれて返してくる。
本戦1-0の引き分け。自分に旗が1本上がった。僅かだが自分が押してると認識する。
今回は、スタミナなら自分も自信ある、根比べだ!!
そして延長、最初から飛ばして行く。オレの攻撃について来れるもんなら来てみろ!!
終盤、相手の動きが弱まる。自分もさすがに苦しかったが、よしここで一気につぶしてやる!!
そして結果4-0。

<4回戦>
決勝戦。
自分が決勝?と不思議な感覚だったが、同時に泣いても笑ってもあと1つ!!
ここまできたら、勝ちたい!!と言う気持ちでいっぱいになる。
相手の準決勝の試合を見てた。前蹴り・膝蹴りに切れがある。特に膝蹴りには要注意だ。
胴回しも出してたが、それは大したことなさそうだ。
間合いをつめて、上手く回り込みながらパンチ・蹴りの応酬だと。
ミット稽古のマット内スパーを思い出す。
しかし、思ったより膝が鋭く入ってきて、回り込もうとするも相手の膝につかまりそのまま圧力に押されてしまう。
それでも本戦はなんとか0-2の引き分け。
こうなりゃスタミナ勝負、打って打って打ちまくるしかない。
しかし相手もやたらタフ、最後まで威力が落ちることなく圧力に押され・・・0-4の判定負け。

今回の試合でよかった点は、スタミナに自信を持てたこと。
40過ぎのおやじで5キロ23分台で走れる人はそういないだろうと。
そして、絶対に効かされない自信もあった。
自分は普段 誰を相手にスパーリングしてると思ってるんだと。

あとでわかった話だが、決勝・準決勝の相手は同じ下総支部の同門で、今年7月の関東大会で優勝(決勝の相手)・準優勝(準決勝の相手)してる人・・・強いはずだわ(笑)。
今回、決勝の相手には負けたが、相手は20年のキャリアのある方で関東大会優勝、国際大会も3回戦まで行ったみたいで、その相手と延長まで戦えたのは大きな自信になりました。
また準決勝の相手に勝ってヤバイと思ったらしく、名もない自分がそう思わせたことは誇りに思うし、準決勝の相手も名もない選手に苦戦し負けたとあって、ずいぶん面食らっただろうと思うとスッキリする。

前回の試合の結果を踏まえ今回の試合にあたって課題はいろいろあったが、その中で今回重要視したのが以下の点だ。
①上手くやろうとするな
これは稽古で師範代からご指導され、前回の試合でもM本先輩からご指摘を受けたこと。
技・テクニックをつかって上手く試合を纏めようと考えてたが・・・よく考えてみろ、不器用で下手くそな自分にそんなことができるわけないだろうと思った。
野球で言うなら、打たせて取るタイプの軟投派。スタミナに不安があるから温存しながら闘って行くみたいな。
自分はそうではない、三振を取っていく硬投派タイプだよね。ド突き合いで勝負するタイプだと。
打って打って打ちまくることを決意する。
②スタミナの強化
スタミナに不安があるなら、温存するのではなく付けて増やせばいいのだ。
7月の終わりに、A田先輩・M本先輩と一緒に朝練ご一緒させていただいたときに、A田先輩から「走らずして何ができるんですか」と言われた。
これに目が覚めた思いになり、M本先輩も「試合前は走ってるよ、5キロを30分切るぐらいのペースかな」で一念発起、週3回のランニングを開始。
試合直前は、5キロ23分14秒のタイムを出し、スタミナに自信が持てた。
③勝つことに拘る、勝つことへの執念をもつ
折れない精神力をつけること。
これは、ランニングで最低でも前回タイムを維持して行こうと目標を立てたのだが、やっぱ続けてると折れそうになる。今日は仕事で疲れてるからゆっくり走ろうとか。
そこを振り絞って走るのだ。
ミット稽古も、参加したらメニューは必ず完遂する。
こうして精神力は少しずつ強化していったかなぁと。
勝つことへ執念は、ワールド空手A田先輩のコメントからを得る。
怒るのだ!!ケンカだ、ぶっ倒してやるの意気込みで。ビッグミットもこの「怒る」気持ちでやった。
ドラゴンボールの孫悟飯が怒りを極限に持っていき、スーパーサイヤ人になる感覚だ。

今回の試合にあたって、A田先輩やM本先輩の影響を受けまして、特にA田先輩の影響は大きかったです。
試合前の1週間は、ワールド空手のA田さんの記事を読み返し、モチベーションを上げまして。
そして、今回またトレーニングに新たなアドバイスもいただきました。

今回の試合で、準優勝という結果を出すことが出来ましたが、ほんとここまで来るのにもいろいろ紆余曲折があり何度もくじけそうになりましたが、そのときに師範がタイミングよくおっしゃってくれるんです。
「結果はすぐには出ない、後になって出るものだからここで練習をやめちゃいけない」
「結果という扉は必ず開く。いつ開くかわからないが頑張って続けてれば必ず開くよ」
この言葉に励まされ、前向きに続けることができました。
そして、この道場で稽古を積めば必ずいい結果が残せることも確信した。

今回準優勝という結果で、結果だけ見れば本来なら十分すぎるほど十分な結果なのだが、なぜかやたら悔しい気持ちでいっぱいだ。
たぶん3位ならまた少し違った気持ちだったかもしれない。
準優勝って、結構残酷な結果だなぁって思ったりもする・・・。
でも、これはきっと神様が自分の性格性格に対して、慢心を危惧してこのような結果を出したのだろうと思ってる。
だから、この悔しさをバネにまた頑張れる。

試合後に、師範から少しお話はありましたが、新たな課題もたくさんあります。
硬投派で三振を取りに行くのはいいが、今の自分は直球しか投げられない。
これからは変化球で三振も取れるようにする必要があるし、その変化球の最大の武器はやはり膝蹴りだろう。
相手によっては打たせて取ることも必要な時だってあるだろう、とにかくバリエーションを少しずつ増やして行きたい。

これから先、また初戦敗退することがあるかもしれないが、ある師範が言われてたように、結果は出たり出なかったりしながらパラレルに実力は上向いていくものだと。
だから、結果に一喜一憂する事なくこれからも前向きに頑張っていくとする。
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