極真空手　壮年空手道　奮闘日記

本日は当支部内の交流試合。
これまでの練習の成果を試す、自分にとっては中間テストの位置づけです。

今回は、壮年部参加者はそこそこいたが、体重別で分けたため自分の参加グループである７０kg超は７名。
しかも、自分は1回戦シードであったため、１回勝てば決勝というトーナメント。

相手は茶帯２級、身長体格はさほど変わらない感じかな。

試合開始。
ここ最近練習してたステップワークでいく。
相手は、オーソドックスにパンチから蹴りを繋いでくる。
蹴りはそこそこ威力はあったが、日頃師範代の蹴りを受けてる身にとっては効かされるほどではない。

ステップワークでチョコチョコ動けてたはいいが、どうも攻撃が単発、慎重になりすぎてる。
自分から積極的に行けてない。
そうこうしてるうちに試合終了・・・０－３の判定負け。

自分の試合をＭ本先輩、師範に分析していただいた。

ステップワークは良かったが、手数が全然足りない。
いい下段は入ってたが、ダメージを与える（ポイントに繋がる）ほどではなかった。
ステップである程度かわしてても、攻撃しながら前へ出てくる相手の方が印象もいい。
ということでした。

確かにここ最近の稽古でも、積極的に攻撃していく動きが少なかったと思う。
手数かぁ・・・。
大事な事を忘れてた・・・言われて気づきました。
上手くやろうとか、慎重にという意識が大きかったんだよね。

そんなわけで、試合には負けてしまったがこれはこれでいい勉強になった。
どこもダメージないし、水曜日からすぐ稽古だ。

それにしても・・・今回で３連敗。勝てない・・・。
１勝が遠く感じる・・・。
そこは、ちょっと凹むなぁ。

一方、うちの息子さん、こちらも参加しました。
結果は負けてしまったが、こちらは満足のいく試合。
同じ一敗でも、自分とはほぼ正反対だなぁ（笑）。

相手は茶帯１級、息子は黄帯６級。
息子はとにかくチビでね、身体面でも不利な立場。
でも下がらずによく打ちあってたし、上段もしっかりガード、パンチから蹴りと定石通りの攻撃が出来てたと思う。
なんていうのか、全力を出し切っての純粋に判定負け、これが満足なんです。

自分と一緒に空手をはじめて４年、中学に入るまでの３年は正直ただ空手をやってただけ、空手が好きだから空手をやってたという感じだった。
だから試合なんてまともに出来ないし勝つことにあまり関心がない、前回の審査会の組手なんて上段蹴りの技あり２発で終了・・・瞬殺。

ところが去年中学に上がって、学校でいじめにあい、強くなりたいと思ったみたいで、部活もやめて空手に専念。
それからかなぁ、少しずつ変わってたのは。
１年で試合に出れるレベルになることを目標にやってきた。
そのときに、師範代に「１年で試合に出れるレベルにします」と言っていただいたんです。
そして見事にそうしていただきました。

この１年、彼にとってはそこそこきつい稽古をしてきたと思う。
ボコボコにやられ怒られながらやってて、イヤにならないのかって聞いたこともあったが、絶対強くなりたい、空手が大好きなんだと言って、しんどいから行きたくないなんて言ったことは１度もなかった。
空手が好きであること、師範代に憧れ強くなりたいという気持ちが支えになってたのかなぁと思う。
そもそもサウスポーの構えも、師範代に見いだしていただいたものであり、本人も師範代と同じ構えということでとても満足してるみたいだ（笑）。

そんな訳で師範・師範代をはじめ、ご指導いただいた方々にはほんと感謝してます。

今度は試合に勝ちたいと言ってる。
中３になったら、受験勉強に専念のため１年ほど休会する予定なので、あと１年　遅くとも来年のこの交流試合では勝たせてあげたいと思う。

そして・・・自分も勝たせてください（笑）。